今年は、ふだんと違う「新しい生活様式」を突然しなければならない、そんな方も多かったでしょう。突然の出来事は、心の健康に影響を与え、慢性的な疲労や、燃え尽き症候群に陥らせたかもしれません。
この出来事のさなか、神様はすべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。と呼び続けています。神様と親しく交わるための一つの方法は、みことばと時間を過ごすこと……ですが、どうやって日頃の習慣として神様と時間を過ごせるでしょうか。そして、聖書をただ読むだけでなく、みことばを実生活に生かすにはどうすればいいのでしょうか。
ここに5つのステップがあります。たとえ圧倒されるような日があっても、毎日、あなたを静まらせて安息させ、聖書から学びを得るために助けてくれる調和がとれたステップです。
心をととのえる
主よ、わが心はおごらず、わが目は高ぶらず、わたしはわが力の及ばない大いなる事とくすしきわざとに関係いたしません。 かえって、乳離れしたみどりごが、その母のふところに安らかにあるように、わたしはわが魂を静め、かつ安らかにしました。わが魂は乳離れしたみどりごのように、安らかです。
詩篇 131:1-2
この詩篇を暗唱して静まりのときを始めたら、気になることや心配事を書き出していきましょう。気になることをすべて箱の中に詰めこんでしまい、そしてその箱を神様にお渡しするというイメージを思い浮かべてみましょう。(次のステップに進む準備が整うまで、このプロセスを何度か繰り返す必要があるかもしれません。)
神にたずねる
日々の聖書の学びに入るまえに、みことばを理解できるよう、神様に祈り求めることからはじめましょう。そして、みことばをどうしたら実生活で正しく生かしゆけるのか神様にたずねてみましょう。あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に、願い求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう。
知恵を求める祈り
神様、あなたのみことばがはっきりと聞こえるように、私の心を静めてください。このみことばを学ぶとき、神様、あなたの知恵を与えてください。そうすればわたしは聖書の真実を理解して、自分の人生で実らせることができるでしょう。どうか、みことばの中の神様の働きを、はっきりと見ることができますように。イエスの御名によって祈ります。アーメン
祈りを聖書アプリに保存する
メッセージを読む
いつこの聖句は書かれたのか?誰のために書かれたものだったのか?核心は何なのか?繰り返しされている言葉やフレーズはあるのか(ある場合、どうして繰り返されているのか)?どのような神様の御性質を聖句は示しているか?
聖書の学びを始めるにあたって、まずは聖句を数回読みながら、心に湧いてくる疑問に答えてゆきましょう。続けて思い浮かんでくる考えや文章があったら、特に心をとめていきましょう。
聖句をまとめる
読みながら、何が心に響いてくるでしょうか。少しの間、神様にたずねる時間を持ちましょう。みことばを通して神様が真理をみせてくれるように。そして、読んだ聖句から三つほどメッセージの鍵を書き留めてみましょう。この方法は、神様があなたに示してくださったメッセージの本質を残しておく良い方法です。
さあ、実践しよう
信仰をもっと強くもちたい。そう思ったら、みことばを学ぶだけではなく、みことばに生きる必要があります。
学びを得た聖句から、実生活に生かしたいことを三つほど書き出してみましょう。目標を聖書アプリの”祈り”の機能に追加して祈りを継続的に覚えていくことも良いでしょう。リマインダを設定することもできますよ。
聖書の学びを終えたら、数分のあいだ黙想して、一日を通して学んだことを思い出させてくださるよう、神様に祈りましょう。
想定外の事態のときでさえ、日々、神様と親しく交われば、最終的に神の永遠の視点から私たちが抱える問題や痛みを知ることができるでしょう。そしてその過程で、魂の安息と、新たな生きる希望を得られるでしょう。
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