霊的成長のための5つの祈り

祈る人

霊的成長とは何でしょう?

誰かと健全な交わりを持つためには、努力、よい習慣、そして共に過ごす時間が必要です。霊的に成長するのも同じことで、日々、神様に近寄っていく必要があるのです。

以下の5つの祈りは、神様との親しい交わりを持つためのさまざまな方法に焦点をおいた祈りです。読み進めながら、この一週間で集中して取り組むものを一つ選びましょう。そして、考え方を変えることによって、神様に新しい人につくりかえていただきましょう。


寛大な心をもつための祈り

神様、

あなたなしでは、私には何もありません。すべての良いもの、完全な贈り物は、あなたが下さったものです。それなのに時々、あなたの贈り物を、もらって当たり前と思ってしまうことがあるのです。時々、お金や時間やものを、隣人と分け合わずに、自分のためにとっておきたくなります。心の底では、自分が祝福の基になるときに自分も祝福されると知っています。ですからどうか、あなたが私に委ねてくださった贈り物を、賢く使うことができるように助けてください。どうか私を、寛大に生きる人、そして与える人へと、変えてください。

イエス様の御名によって。
アーメン

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休息のための祈り

神様、

忙しいことが良しとされているこの世において、自分の時間をどうでもいいことに使うのはとても簡単です。日々、あなたのご臨在の中に休む十分な時間をつくれずに、感覚が麻痺したり、燃え尽きてしまったりします。あなたに、私の考え方、生き方を変えていただきたいのです。休む時間をつくれるように助けてください。毎日あなたのもとで休めるように、助けてください。私は、ただ、あなたと共にいたいのです。

イエス様の御名によって。
アーメン

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みことばを味わう祈り

神様、

いのちにつながる道を示してくださり、ありがとうございます。あなたのご臨在のうちで、永遠に喜びを味わっていられることを、本当に感謝します!あなたの御言葉のうちに過ごすことで、私を召してくださった、その召しにふさわしい態度で生きられるように、助けてください。聖書を読めること自体が恵みだということを、決して忘れることがありませんように。どうか、あなたの御言葉を読むことを、もっと強く求める人へと私を変えてください。あなたのご臨在のうちに過ごすとき、あなたの御心を示してください。あなたの真理の御言葉を教えてください。

イエス様の御名によって。
アーメン

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奉仕のための祈り

神様、

あなたは私に、本当によくしてくださいます。そして、私を救うために、ご自分の独り子を捨てられたとき、謙遜に従う模範のお姿を示してくださいました。サーバント・リーダーシップ(仕えるリーダー)がどうあるべきかを教えてくださり、ありがとうございます。自分の道を求めるのではなく、あなたの道を求めさせてください。隣人に仕えることによって、あなたに仕えることができますように。どうか私の心を変え、心から隣人を愛することができるよう助けてください。人を自分よりすぐれた者と思えるように変えてください。

イエス様の御名によって。
アーメン

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神様と語るための祈り

神様、

時々、祈る言葉が見つからないような気分になります。あなたに何と言えばいいのか、いつも分かるわけではないのです。すべてにおいて完全な御方に、何と言えばよいのでしょうか?あなたが、私から聞きたいと思ってくださっていることを、私が忘れないでいることができますように。心にあることを、あなたにお話をする勇気を与えてください。そして同時にあなたを敬いつつ、そうすることができますように。そのような心からの対話が、あなたへのもっと深い畏敬の念に、驚きに、そして愛に、私を導きますように。私に、どのようにあなたとお話をすればよいのか教えてください。そして、喜んでいつもお話をできるようにしてください。

イエス様の御名によって。
アーメン

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神の御心を知るために

コンパス

神様は、あなたにどのように生きてほしいのでしょうか。もしかしたら、神様があなたを召されたことについて何となく分かってはいるけれど、その確証が欲しいのではありませんか。また、もしかしたら、あなたは神様の御心が分からなかったり、神様と自分だけの親しい交わりについて探ったりしている最中かもしれません。

結局のところ、神様の御心を知る唯一の方法は、神様について時間をかけることです。神様に近づくことによって、そのお導きも見えてきます。では、どうすればよいのでしょう。

たった一つの正しい方法というものはありません。しかし、参考になるステップならあります。

神様の御心を知るための4ステップ

祈りを通して神を求める

親しい友人と、最後に交わした会話を思い出してみましょう。一緒にいる時間が長ければ、いちいち聞かなくても何が好きで何が嫌いなのか分かるはずです。お互いの心の距離が近ければ近いほど、相手のことがたくさん分かるからです。

同じことが、神様との関係にも言えます。神様の御心を知ることは、神様との親しい交わりを持つことから来るからです。だからこそ、私たちには、全てのことを神様にその都度話す習慣が必要なのです。

祈りとは、神様にどうしてほしいのかたずねるだけでなく、神様がどなたなのかを知るためのものなのです。

共に祈る


聖書を読む

あなたの人生に対する神様の御心は、聖書に書かれていることと決して矛盾しません。ですから、祈りを通じて神様を知るとともに御言葉にも親しみましょう

聖書を学べば学ぶほど、あなたの願いはだんだん神様の御心を反映するようになります。そうなると、神様にどんなことでも大胆にお願いできるようになり、神様もその祈りを聞いてくださいます


聖霊に耳を傾ける

聖霊に耳を傾けるには、あなたをとりまく雑音をさえぎる必要があります。気が散るものを取り除き、不安を手放せば、今、あなたの置かれている状況にも、神様の平安に満ちたご臨在に気づけるでしょう。

祈り、聖書を読むとともに、神様にゆだねるべき思いと、特に注意を払うべき思いとをすべて明らかにしてくださいと願いましょう。この過程を聖霊に導いていただきながら、このことを心に留めておいてください。心は揺らいでいても、神様の平安を感じることはできる、と。


知恵ある人に相談する

神様の御心について最終的な決定は神様がなされるべきですが、信頼できる、第三者のアドバイスを求めることは賢いやり方です。信仰の旅路をあなたよりもはるかに先に行く人たちを、あなたの「知恵ある助言者」として迎えることを検討しましょう。どんな神様の御心があなたの人生にあるのか、その人たちに一緒に祈ってもらうために。

このステップは、前のステップと一緒にする必要があります知恵あるアドバイスを求めるのは、神様がもうすでにあなたに語っておられることを受け入れるためです。アドバイスを、神様と直接語らうことに代えてはいけません。

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さあ、次はどうする?

いつも上手くいくとは限りません。それでも、何度も神様の御心を知ろうとするうちに、だんだんやさしくなっていくでしょう。神様は目的を持ってあなたを創られました。そして、天と同じように地にも御国がくるのを、あなたにも見てほしいと思っておいでなのです。

あなたの願いが神様の御心に沿うようになると、神様はあなたが正しいことをすると信頼してくださいます。これらのステップはそうなる助けになります。神様を日々求めることも含めて、この4ステップは一生取り組み続けるものと成るでしょう。

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祝福を分かち合おう

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聖書を
すべての人に

「神は超自然的な成長をもたらす……」

YouVersionコミュニティの一人なら、あなたが毎日神を追い求めるための助け手としてYouVersionが尽力していることをご存じでしょう。

祈り、読書プラン、ストーリー、今日の聖句、または何であれ、私たちがすることはすべて、神の言葉を中心としています。

しかし、もしあなたが聖書を持っていなかったら?

約10億人の人々が聖書を持っていません。単に聖書が届いていないという問題ではありません。彼らの心に届く言葉に訳された聖書が、文字通り、まだ……ないのです。しかし、あなたはこのことを変える助けになれます。

世界中のいたるところで、ある者は神の真理を種まきし、ある者は水を注いでいます。しかし、神の言葉があまねく世のすべての人に伝わるようにするには、私たちみんなが力をあわせなければなりません。

2033年までに神の言葉をすべての言語に
翻訳するためのサポートをお願いします。

2033

2033年に向けたビジョン

95%の世界の人々が
完全な聖書を持つ

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「でも、私はただの一人に過ぎません……」

それでも、あなたの今このときの選択が
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これまで4年間で
370万ドル以上が
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2700万人によって寄付されました。

もうおわかりですね……
あなたは、どうしますか

すべての人に聖書を

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この目標を達成するためにすでに取り組んでいる
聖書の翻訳者のためにともに祈ってください。

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ぜひこの神の働きに参加して、
すべての人に聖書をというビジョンをともにやり遂げましょう。1

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注記

1 「すべての人に聖書を(the Bible for Everyone)」 キャンペーンを通じて受け取ったすべての寄付は、聖書翻訳の目的に限定して、影響度の高いさまざまな翻訳プロジェクトに割り当てて使用されます。各プロジェクトが完了すると、残りの資金はYouVersionとそのパートナーが選んだ次の翻訳プロジェクトに割り当てられます。

霊的に成長するには

芽を出し、成長をはじめる

より深い信仰へ

神様を追い求めて、自分自身をキリストのように変えられようとしていますか?誰かともっと親しくなりたいと思ったときは、その人のことをより深く知ろうとしますよね。イエス様により近づいていくためのひとつの道は、イエス様のミニストリーや教えを深く知ることです。

読書プランは、日々神様を追い求める習慣をつけるのにぴったりです。友達といっしょだと読書プランを続けやすいのならば、読書プランを「開始」し、そして、「友達と一緒に読む」を選んで、一緒に取り組んでみましょう。

…わたしたちの主また救主イエス・キリストの恵みと知識とにおいて、ますます豊かになりなさい…(霊的な成長において)

ペテロの第二の手紙 3:18

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どう祈ろう?―6ステップの祈りのガイド

祈る人

「祈り。」この言葉を目にしたとき、どんな思いやイメージが浮かんでくるでしょうか?皆さんにとって、神様と話すのは簡単なことですか?それとも、難しいことでしょうか?

神様に何を言うべきかわかっていても、いつも安心できるわけではありません。ときに祈りは、神様との対話がどうあるべきかという誤解によって重荷になってしまいます。

「だから、あなたがたはこう祈りなさい…」

2000年前、イエス様は弟子たちにこのように祈るように教えられました。

天にいますわれらの父よ、
御名があがめられますように
御国がきますように。
みこころが天に行われるとおり、
地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの食物を、
きょうもお与えください
わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、
わたしたちの負債をもおゆるしください
わたしたちを試みに会わせないで、
悪しき者からお救いください

マタイによる福音書 6:9-13

今では祈りのお手本として有名です。ですが、私たちはこの祈りを21世紀の日常生活にどう適用すればよいでしょう?

まず初めに、どのような祈りが良くないものかを理解することです。主の祈りを教えられる前に、イエス様は弟子たちにこのように言いました。「あなたは祈る時、自分のへやにはいり、戸を閉じて、隠れた所においでになるあなたの父に祈りなさい…」そして、「くどくどと祈るな…あなたがたの父なる神は、求めない先から、あなたがたに必要なものはご存じなのである。」

もし神様が私たちの必要をすでにご存じならば、祈りは単に口にする言葉ではありません。もしも他の人に見せつけるために祈ったり、達成すべきノルマのように祈ったりしているのなら、私たちは祈りの力を見逃しているのです。

祈りは神様との生き生きとした対話で、これからもずっとそうなのです。そう実感できたとき、主の祈りは、私たちが日々、神様にもっと自由に話しかけるのを助けてくれるようなフレームワークとなります。

祈りのための6ステップを確認しよう。

  1. 神様に心を向ける
  2. 「天にいますわれらの父よ、御名があがめられますように…」

    深呼吸をして、言葉に心を集中させましょう。「天にいますわれらの父よ。」

    ゆっくりと息を吐きながら。「御名があがめられますように。」

    何回か繰り返して、心に浮かんでくる神様の素晴らしさに思いをはせてみましょう。神様がどんなに偉大であるか、ゆっくりと時間を使って思いをめぐらせましょう。

  1. 自分の心を見つめ直す
  2. 「御国がきますように…」

    神様はどんなときでも、この地上で御心をかなえるために働いておられます。ですから、もう一度ふりかえってみましょう。神様の御心と自分の心の向きをそろえることができたとき、積極的に御国を求める姿勢であると言えます。

    身の回りの思い煩いから心を静めて、今日、神様が御用のために自分をどのように用いてくださるのか示してくださいと祈ってみましょう。

  1. 思い煩いを神様に明け渡す
  2. 「わたしたちの日ごとの食物を、きょうもお与えください…」

    自分の両手を目の前に差し出して、神様に求めるところを想像してみましょう。神様に心配を明け渡したら、代わりに何をくださるのでしょうか?

    心配に思うことを箇条書きにしてみて、一つ一つ口に出してみましょう。不安なことを言葉にするときには、「わたしたちの日ごとの食物を、きょうもお与えください。」と神様に祈りましょう。

    自分の心のおもむくままに、何度も繰り返してください。

  1. 悔い改め、そして応える
  2. 「ゆるしましたように…おゆるしください…」

    あなたはて手放すべきものに、しがみついていませんか?いままさに罪を告白する必要がありませんか?もしかしたら忘れられない傷かもしれません。なかなか変えられない自分の態度かもしれません。克服できない依存症かもしれないし、何度もおかしてしまう過ちかもしれませんね。

    神様は、ありのままで来なさい、そして応えなさいと、あなたを招かれています。どんなことでも、心のうちにあることを神様に話してみましょう。そして、神様からの言葉を受け入れられるように、心を空っぽにしましょう。

  1. 神様に助けを求める
  2. 「…悪しき者からお救いください…」

    神様は、私たちすべてを何かから救ってくださいました。神様は、あなたを何から救ったのでしょうか?

    真実な神様に感謝し、そして助けが必要な点について神様に知らせましょう。神様の助けが必要な、他の人のためにも祈りましょう。希望のない状況のように思えても、神には、なんでもできないことはありませんと、心に留めておくことが大切です。

  1. 喜び、そしてふりかえる
  2. 神様があなたの命にしてくださったことを感謝し、生涯の日々の歩みをとおして神様を礼拝する道を捜し求めましょう。

    そして、すこし時間を使って、神様との時間をふりかえってみましょう。神様はあなたにどんなことを示してくださいましたか?特に印象に残っていることを、祈りのリストに加えてみませんか。

私たちがイエス様のように祈りはじめたとき、イエス様のように神様との親しい交わりを体験することができるでしょう。そして祈りによって私たちの生き方を形作ることができたなら、どんなときも自信と、弱さと、信頼とをもって、神様に近づいていけると実感できるのです。

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