「私がひとりぼっちの時、神様はどこにいるんだろう?」

水面を見ている人

ひとりぼっちだと感じても、神様はあなたとともにおられます

でも神様がともにいるのに、どうして神の臨在や平安を感じられないのでしょうか?

エリヤは神様の忠実なしもべでしたが、それでも、さびしさに襲われていました。バアルの偽預言者に勝利した後、恐れてほら穴に隠れ、おびえ、燃え尽き、完全にひとりぼっちだったのです。

しかし、神様は彼を見捨てられませんでした。

神様がよそよそしいと感じるならば、エリヤの話から神の御性質について3つのことを思い出してください。

  1. 自分の気持ちを神様にさらけ出して大丈夫

    神様は、エリヤに現れて言われました。「エリヤよ、あなたはここで何をしているのか」

    エリヤは答えました。「預言者として、ただわたしだけが残りましたが、彼らはわたしの命を取ろうとしています」

    エリヤは、神様に正直でした。自分の命が奪われるのを恐れ、神様がどのようにしてこの状況を良い方向に用いられるのかを疑いました。

    でも、正直すぎるエリヤに、神様はおののいたり機嫌を悪くしたりしませんでした。

    神様は親友のようで、困っているエリヤから離れませんでした。それはあなたに対しても同じです。神様は決して、あなたを離れたり見捨てたりなさいません。

  2. あなたが神様を感じられないときでも、神様はいつでもあなたとともにおられます。

    エリヤは、自らの命が危険にさらされていることを知り、隠れることしかできませんでした。

    恐れる時、ついつい私たちとともにいてくださるという神の約束を忘れ、自分を守るため自分の力に頼ってしまいます。

    もし神の約束を忘れたとしても、神様はかたわらにいてくださることを教えてくださいます。

    神様はエリヤに、山の上に立つよう言われました。強い風が山を裂きました。風の後には地震がありました。地震の後には火がありました。

    しかし、神様は風の中にも、地震の中にも、火の中にもおられませんでした。

    火の後、細い声が聞こえました。その瞬間、エリヤは神様がともにおられることを知りました。

    人生の重要な局面で神を求めることはよくありますが、神様は静けさの中にもおられるのです。

  3. 目に見えないものを明らかにされる神様

    エリヤは神様を信じているのは自分だけだと思っていました。

    しかし、神様はイスラエルにバアルにひざをかがめ礼拝しなかった七千人の人がいることを明らかにされました。

    ひとりぼっちのように感じていたエリヤに、そうではないと神様は気づかせました。

    孤独はひとりぼっちだからとは限りません。「自分は一人だ」と思っているからかもしれません。

あなたもエリヤのように、孤立したり、見捨てられたり、忘れられたりしていると思っているかもしれません。

神様が近くおられることを知るために、神様を感じる必要はないことを忘れないでください。神様はどんなときも、あなたとともにおられます。

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